静脈内鎮静法

院長よりのメッセージ

治療に伴う苦痛や不安を感じない治療方法があります。静脈内鎮静法（リラックス治療）です。

言葉の通り、治療に伴う痛みや恐怖を限りなくゼロにした上で行うための治療法方です。

治療や手術に伴う苦痛や不安を感じることなく、患者様に治療を受けていただくために、当院では静脈内鎮静法（リラックス治療）を取り入れています。 眠っているような状態で治療が終わる。

つまり限りなく無痛状態での治療が可能です。

“それでも怖い” ～そんな患者様のための治療法です

当院では、通常の治療時も、できるだけ痛みや不安を軽減できるよう様々な取り組みを行っています。しかし、痛みの感じ方や、痛みに対する恐怖感は患者様それぞれで全く違うことも事実です。

当院では絶対に「他の人もこれくらいは我慢している」などということは言いません。本当に治したい、だけど本当に怖い、そのような患者様の気持ちにトコトン応えます。そのため、一つの方法として、静脈内鎮静法（リラックス治療）という選択肢をご用意しております。

静脈内鎮静法（リラックス治療）の仕組み

静脈内鎮静法（リラックス治療）は、点滴による麻酔法です。麻酔を専門とするドクターが、患者様のご要望に合わせ、麻酔の深さをコントロールすることができます。

静脈内鎮静法（リラックス治療）は、全身麻酔ではありませんので意識がなくなるわけではなく、麻酔効果により不安感が取り除かれ、非常にリラックスした中で治療を受けることができます。

静脈内鎮静法（リラックス治療）のメリット

静脈内鎮静法（リラックス治療）では、ウトウトしている間に局所麻酔の注射や治療が進み、時間があっという間に過ぎて、気づいた時には治療が終わったというように感じるというメリットがあります。

・治療や手術に対する恐怖心や不安・緊張感が薄れ、快適に治療が受けられます。
・血圧や脈拍が安定します。処置中は自動血圧計などを使って、患者さんの状態を常に監視していますので、お体のこ病気が気がかりな方も安心して治療を受けることができます。
・鎮静薬の効果により、治療や手術中の苦痛（振動など）が和らぎます。
・健忘効果があるため、実際よりも処置時間が短く感じられます。処置を終えた患者様は、「もう終わったの？」「気づいたら終わつていた」と言う声が聞かれる事も少なくありません。
・点滴から、化膿止めや鎮痛剤などを投与できるので、治療や手術後の痛みや腫れも抑えられます。
・治療器具がお口の奥に入ると、吐き気のする患者様にも有効です。
・点滴をつないでいるので、お体に異常が生じても即座に対応可能です。

静脈内鎮静法（リラックス治療）の適したケース

どうしても治療の痛みが怖くてたまらない
静脈内鎮静法（リラックス治療）では、薬物の作用により恐怖心や痛みをほとんど感じなくなるため、限りなく無痛の治療が可能です。
痛みを抑える麻酔注射ですら怖い
静脈内鎮静法（リラックス治療）では、点滴による麻酔注入を行い、麻酔の効果が出た段階で治療を行いますので、口の中の痛みは感じることはありません。
嘔吐反射を気にせずに治療したい方
奥歯の治療の際に、嘔吐感を感じてしまい十分に治療ができない方に対して、静脈内鎮静法（リラックス治療）を行います。恐怖心や違和感、不快感を感じることなくスムーズな治療が可能です。
インプラントや親知らずなどの手術をしたいが、とにかく怖い
静脈内鎮静法（リラックス治療）では、術中の痛みや怖さを全く感じることなく治療が終わります。また眠っているような状態になるため、実際の治療時間より短く感じる患者様が多いです
忙しくて何度も通院できない
静脈内鎮静法（リラックス治療）では、麻酔が効く時間を調節できますので、一気に集中的な治療が可能です